2013年9月15日日曜日

祭り③ヨム・キプール(大贖罪日)

ユダヤ新年から10日目(今年は14日)が
ヨム・キプールと呼ばれる大贖罪日です。

 元旦から10日間は
「立帰りの10日間」、「畏れの日々」と呼ばれ、
昨年犯した罪を悔い改める時です。
そして迎えるのがヨム・キプール(贖罪日)。

普段はシナゴグ(ユダヤ教の会堂)に
行かないような人も、
この日は仕事を休み、
シナゴグに祈りに行ったり、
家で静かに過ごします。
多くの人が断食します。


この日は“神への立ち帰り”の日であるため、
立ち帰りがテーマのヨナ書が読まれます。
「コル・ニドレイ」(すべての誓い)という
特別な祈りが捧げられ、
神に今まで果たせなかった誓いを
許してもらう意味も持っています。


イスラエルでは日本の元旦以上に
あらゆる公の活動は停止します。
学校はもちろんのこと、
バスも空港も休日です。
道路も信号も消えているくらい
車がありません。
走っているのは救急車か警察の車のみ。


もちろんテレビも休み。
写真のような画面が写っています。
新年やヨムキプールに関する
あいさつが書かれているものもあります。

 

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